平成19年 経済 第8問

 貨幣理論および金融政策に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  1. 貨幣数量説と完全雇用を前提とすれば、名目貨幣供給が増加しても実質貨幣供給は不変であるが、利子率の低下を通じて投資を刺激する。
  2. 貨幣数量説と完全雇用を前提とすれば、名目貨幣供給の増加はそれと同率の物価の上昇を引き起こし、貨幣の中立性が成立する。
  3. 公定歩合の引き下げ、売りオペ、外貨準備の増加はハイ・パワード・マネーの増加を通じて貨幣供給量を増加させる。
  4. 流動性選好理論では、所得の増加によって貨幣の投機的需要が増加すると考える。
  5. 流動性選好理論では、利子率の低下によって貨幣需要が減少すると考える。

 

答え

 イ

 

目次